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2019年度学生大会結果報告

 本日は学生大会にご協力いただきましてありがとうございました。

6月25日に開催された学生大会は、おかげさまで全ての議案、予算及び決算が可決・承認されました。

 ここでは可決・承認された議案について紹介させていただきます。


【教育学部独自議案】

≪第一号議案:規約改正について≫  

 この議案は、これまでの古い規約を抜本的に見直し、現状に合った内容にし、四学部全ての規約を統一するというものであります。特にこれまでの規約(こちら)では、第4章に現存しない「執行委員会」が存在したり、学生自治会において重要な全組織協議会(第9章)について役割が明示されていないなど多数の問題がありました。

 今回の改正した自治会規約につきましてはこちらのページにて掲載しておきます(解説付きはこちらから)ので確認の程よろしくお願いします。


 この議案は、賛成150票、保留6票、反対0票で可決されました。


≪第二号議案:プリンタ設置について≫

 この議案は、和歌山大学内にあるプリンタが今年から有料になり、困ったという意見が多く寄せられたことから発案された議案です。 教育学部は他学部と比較して、レポートや課題はもちろんのこと、学習指導案を作成し提出する際にも印刷を求められるため、プリンタを使用する機会が多くあります。そのため、現在のようにプリンタの仕様が有料である場合、学生にとって大きな負担となってしまいます。

 そこで、改装工事の終わった東3号館北棟3階、学生コミュニティールームに教育学部学生自治会の予算から費用を出し、教育学部の学生が自由に使用可能なプリンタを設置することを提案しました。今回は、このプリンタ設置に自治会から予算を出してもいいのかについて決議しました。


 この議案は、賛成154票、保留2票、反対0票で可決されました。


【全学部合同議案】

≪第一号議案:印刷システム改善案≫

 この議案は、 大学の印刷システムの今後の在り方についての改善案です。教育学部独自議案の第二号議案とも関係するのですが、 今年度より始まったBYOD(Bring Your Own Device)への取り組みに伴い、図書館や各学部棟にある印刷機が撤去され、更には大学内での印刷料金がコンビニエンスストアと同じ白黒10円、カラー30円(いずれも片面)となりました。

 この件に対して大学は、「教育研究用情報システムの更新により印刷機を撤去する」といった連絡しかしておらず、日頃から印刷機を利用する学生の同意がないままに大学内での印刷が完全有料となりました。これにより、学生の経済的負担は増加し、そのうえ学部や講義によって印刷量が異なることから、学生の経済的負担に格差ができてしまっていました。

 一方で、一部の講義では、印刷した資料持参の代替としてパソコンの持参を推奨しているものの、「和歌山大学指定仕様 基本・詳細要件」に“タッチパネル付きディスプレイ”とは書かれておらず、“タッチパネル付きディスプレイ”があるパソコンを持っていない学生も存在しています。また、紙媒体でレポート提出を求められる講義も存在しており、大学でペーパーレス化を進めているか否かが不明確でありました。

 そこで昨年度まで適用された「和歌山大学学術情報センター演習室プリンタ利用細則」を改めて適用する、印刷料金を安くするなど学生が印刷機を利用しやすくなる取り組みを実現するよう交渉します。

 大学でペーパーレス化を進めるのであれば、学生センター内のレポートBOXを廃止し、レポート提出をLiveCampusやMoodleにさせる、「和歌山大学指定仕様 基本・詳細要件」に“タッチパネル付きディスプレイ”を追加するなど印刷の必要性を減らすような取り組みをするよう交渉します。

 また、上記の取り組みに学生の意見が反映されるよう学生にどちらの取り組みを進めてほしいかアンケートを取る予定であります。


 この議案は、賛成156票の全会一致で可決されました。

 

≪第二号議案:クォーター制に関する説明要求≫

  来年度からクォーター制が導入されることが決まっていますが、それによって、私たちの学生生活にどのような変化が起こるのか、どのようなメリットやデメリットが生じるのか、単位の取得の仕方はどう変わるのかなど、大学側からは何の説明もありません。また、学生に協力いただいたアンケートでは、不安の声が多く寄せられました。

 そこで、 どんな変化が予想されるのか、文書などで学生へ連絡するように大学側へ交渉します。また、現状では学生がどんな不安を抱いているのか、学生の声を集約して大学側へ働き掛けたいので、詳しいアンケートを取る予定ですのでご協力お願いします。


 この議案は、賛成146票、保留4票、反対6票で可決されました。


≪第三号議案:大学構内の水はけ問題改善≫

  和歌山大学構内は、ほとんどがコンクリートブロックで舗装されているため、雨天時に凹凸のある箇所で大きな水たまりが出来てしまいます。また、側溝などの水が逃げる場所がタイルの沈下などの理由でうまく機能していないため、コンクリートブロックが水につかった状態になり、水を避けて歩くことさえ困難になっています。それにより、大学内を歩くだけで靴の中まで雨水が浸透し、足が濡れたまま施設内を移動しなければならなくなります。濡れたまま施設内を移動すると、廊下が濡れて滑りやすくなってしまい大変危険であると考えられます。また、濡れた状態で講義を受けなければならなくなってしまい、講義に集中できなくなり、最悪の場合、体調を崩す原因にもなると考えられます。

 そこで、 大きな水たまりが出来ないように、側溝を作るほか、水はけをよくするためにタイルの張り替えや地盤の補修などの提案をします。実施のためには工事が必要となる可能性が非常に高いため、各学部の要望実行費を使用することも視野に入れています。また、どこを優先的に改善するべきなのかを把握するため、使用頻度や被害の規模などのアンケートを行う(学生大会内で実施)ほか、フィールドワークとして自治会委員が実際の場所へ行き、写真を撮るなどの調査を行う予定です。

 

 この議案は、賛成148票、保留7票、反対1票で可決されました。


 


 以上で今年度の議案は全てです。これらの可決された議案を全て実現できるよう、これからも頑張ってまいります。

 今後とも教育学部学生自治会をよろしくお願いします。


 議案書、アンケートへの回答、採決結果につきましては「記録室」にて公開します。

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