2023年度学生大会結果報告
7月4日(火)に和歌山大学栄谷キャンパスにて定期学生大会が開催されました。
おかげさまで全ての議案、予算及び決算が可決・承認されました。
ここでは可決・承認された議案について紹介させていただきます。
【教育学部独自議案】
≪第一号議案:東二号館の教室へのコンセント増設について≫
学生大会前に実施した事前アンケートの結果、教育学部生の約半数が「大学内でパソコンの充電が無くなり、困ったことがある」ことがわかり、発案された議案です。図書館やキャンパススクエアに充電スペースはありますが、他学部も使用することやコンセントの数が少ないことが授業中の充電切れの原因となっていると考えられます。「朝、パソコンをフル充電にしていても、パソコンを使用する講義が二コマ続くと充電が底を尽きてしまう」という声もあり、今後の学生の学習環境に大きく影響する可能性があるため、改善が必要だと判断したため、東二号館の教室の机にコンセントの増設すること、増設までの仮措置として、電源タップを設置していただきコンセントの利用可能台数を増やすことを提案することにしました。
【全学部合同議案】
≪第一号議案 規約改正について≫
この議案は「2023年4月より、社会インフォマティクス学環が新設されたことに伴い、和歌山大学学生自治会の規約に社会インフォマティクス学環の内容を追記する必要があります。そのため「和歌山大学学生自治会規約」の改正を提案するといったものです。今回改正された自治会規約につきましてはこちらのページにて掲載しておりますので確認の程よろしくお願いいたします。
≪第二号議案 構内の舗装問題について≫
Ⅰ.大学構内の整備について
始めに大学構内の整備について以下の2点に分けられます。
1. シンボルゾーン内の水はけについて
大学構内は主にコンクリートブロックで舗装されており、シンボルゾーンは構内でも低い位置にあるため、雨水などが集まりやすい傾向にあります。加えて、経年劣化により大きなへこみや排水機能が低下により、学生の歩行性を低下させるほか、施設内に移動した際に廊下が滑りやすくなるなど大変危険であると考えられます。
現状、シンボルゾーン内の側溝及び排水口は定期的に清掃を行っていただいているようですが、排水機能に改善が見られません。そのため、側溝及び排水口の清掃の頻度を増やすこと、また経年劣化により雨が溜まりやすくなっている部分に関しての調査、並びにブロックの張り替えを提案します。改善が見込まれない場合は側溝の増設や経年劣化によるくぼみの改善など、抜本的改善を提案することにしました。
2. 構内のコンクリートブロックの整備について
先ほども述べた通り、大学構内はコンクリートブロックで舗装されています。しかし、これらのブロックは固定されておらず不安定な状態となっているものも多く見受けられます。割れたブロックや浮き出たブロックなどもあり、怪我の危険性が高く大変危険であると考えられます。
そこで、割れたブロックや浮き出たブロックについて、ブロックの張り替え及び固定及びブロック間の隙間など危険性の高い部分に関しても改善するよう提案することにしました。
Ⅱ.正門付近の整備について
次に正門付近の整備について以下の2点に分けられます。
1. 車道の安全性の低下について
正門を抜けて学内に入ってすぐの車道に凹みや割れがみられます。また路面表示の停止線と「徐行」の文字が薄れて消えかかっており、視認性が著しく損なわれています。これらは交通事故の原因となる可能性があります。
そこで車道の凹みや割れの問題解決と路面表示再設置のため車道の改修工事を提案することにしました。
2. 正門からバス停までの歩行性の低下について
コンクリートブロックが浮いている場所がみられます。また、この道では周辺の草木の繫茂が歩行の妨げとなっています。これらにより歩行性が損なわれているため、歩行者が転倒や怪我の原因にもなり得ます。
コンクリートブロックの浮きによる転倒の防止や歩行性の回復のために改修を、草木の繫茂を解決するために剪定を提案することにしました。
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