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2024年度学部長交渉結果報告

 8月22日(木)に、教育学部棟(東3号館)において教育学部の田川裕之学部長などと教育学部独自議案などについて交渉を行いました。その結果について、議案ごとにまとめました。


○主な議題(教育学部独自議案)

≪第一号議案:アクションタームについて≫

 学生大会前に実施した事前アンケートの結果、「アクションターム中に副免実習に行くと、第3クォーターと後期(ゼミ、集中講義は除く)の履修登録ができなくなりますが、それは負担ですか?」という問いに対して、「大いに負担である」「少し負担である」と回答した人が合わせて約8割いるということがわかり、発案された議案です。3年の後期に履修できないことから、4年の後期に履修を回さなければいけない科目が出てきたり、教科共通などの卒業するために必要な単位が後期に固まってしまっていたりしているなどが原因であり、今後の学生の履修状態に大きく影響する可能性があるため改善が必要だと判断したため以下の4つの改善案を提案しました。

①教科共通科目(教科専門)を前期に取りやすくする

②クォーター制を本格的に導入する

③履修上限を開放しやすくする

④高校の実習の時期を選択制にする。


【大学からの回答】


 時間割は2~3年熟考した上で作成しており、変更するにはすべての科目の時間割を考え直さないといけないため、難しい。 また、教員数が減っており、教員は複数の学年の授業を担当しているので、クォーター制の本格的な導入は難しい。

履修上限の開放については、現状初等科目などで学生の負担が多く、これ以上の履修上限の開放はさらなる負担になることや、履修したが途中で諦め単位の取り消しを申請する学生が多いことから、教育の質の低下を防ぐためにも難しい。

高校の実習については、実習の時期を選択制にすると受けれ先の学校の入試時期などと重なるといった事情から、実習時期を選択制にすることは難しい。

 以上が大学からの第一号議案への回答になります。


≪第二号議案:教室案内について≫

 学生大会前に実施した事前アンケートの結果、「教育学部棟(東2~5号館)で教室の場所が分からずに困ったことがある」と答えた学生が多いことが分かり、発案された議案です。各館の1階の入り口付近の壁や教育サポートシステムやムードルの総合掲示板から地図を確認することができるが、教育サポートシステムに地図が掲載されていることの認知度が低く、教室が分からず、自力で歩き回って探したという人が特に東3号館で多く、改善が必要だと判断したため、以下の2つの改善案を提案することにしました。①東3号館の構造を分かりやすくるために方向を表示する

②地図の数を増やす


【大学からの回答】


 東3号館の一階と二階の壁にはすでに北棟・南棟と書いた紙を貼っており、ディスプレイなどの表示機器を用いて情報を発信するシステムであるデジタルサイネージを実施していますが、壁にテープで紙の地図を貼ると壁の塗料が剝がれてしまう、廊下にホワイトボードなどを置くことは消防署の点検の際に指摘されてしまう、壁にパネルをつけることは予算的に厳しいため難しい。

また、継続的に地図やQRコードの設置などを通して学内を分かりやすいようにしていくように努めたい。

 以上が大学からの第二号議案への回答になります。


以下は交渉の機会を活用し、議案以外にお聞きした内容になります。

Q.東2号館(教育棟)のL-101教室以外の教室に冷房のリモコンがないことについて

A.リモコンを失くした場合にリモコンを新調できない可能性があり、入試などで教室を使用する際に困るので、教室にリモコンを置くことは難しい。なので、キャンパススクエアなどの冷暖房がいつでも誰でも使える場所で、暑さや寒さをしのぐことをお勧めします!


以上が2024年度学部長交渉の内容です。


 
 
 

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