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2022年度学部長交渉結果報告

 先日、8月10日に、教育学部棟(東3号館)において教育学部の本山貢学部長などと教育学部独自議案などについて交渉を行いました。

 その結果について、議案ごとにまとめました。


○主な議題

(教育学部独自議案)

  1.履修登録について

  2.副免実習について

(議案以外での議題)

  3.東 5 号館について


≪履修登録について≫

 ※この議案は、事前アンケートの結果から1・2 回生を中心にガイダンスの日程や履修登録期間に不満のある学生が多いことがわかったことから発案された議案です。今後も同様の問題が起こる可能性があるため、1回生向けのガイダンス内容の改善、資料・時間割例の作成、ガイダンス時期・履修登録期間の見直しを解決策として提案しました。

【大学からの回答】

 ガイダンスの開催時期が授業時間数の縛りから、前倒しになってきてしまったのが現状としてある。また、授業開始までに準備の時間がかかるので、履修登録期間が短くなっている。そのことから、必須科目は、あらかじめ大学側で登録をしておき、新入生の履修の負担を減らそうとした。時間割例に関しては、免許の縛りを出していないためにカリキュラムや時間割も人それぞれであるために、全部の通りの時間割例を示すことができていなかった。ただ、令和5年度からはカリキュラムが変わり、小学校免許を全員取得することになるため、おおよそみんな同じような時間割になると思う。それに伴い、ガイダンス資料の中の一つとして時間割例を作成した。時間割例は、1年生~4年生まで全体を示している。


≪副免実習について≫

 ※この議案は、副免実習の実施時期と教員 採用試験対策の両立について 3,4回生を対象に事前アンケートを行った結果、全員が「負担になる」と回答したことから発案された議案です。和歌山県や大阪府の教員採用試験は 6月末に行われているにもかかわらず、和歌山大学の副免実習は試験の直前期である 6月初旬に行われているのが現状です。寄せられた声としては、教員採用試験の対策と実習の両立が難しく、十分な学修時間が取れそうにないという内容でありました。また、実習に参加する際に払わなければならない教育実習委託費の存在を知らず、実習開始後に存在を知ったという学生もいました。このことから、解決策として、実施時期の改善と実習のガイダンス内容の改善の2点を提案しました。

【大学からの回答】

 令和5年度入学生から、小学校を主免にしたカリキュラムに変わる。それに伴って、実習をできるだけ前倒ししてもらうように改善した。ただ、在校生に関しては、改善することが難しいため、二週間の実習期間をなんとか乗り越えられるように、前もって計画的に勉強してほしい。委託金に関して、委託金は基本的には実習担当の先生へのお手当となる。その旨についてはガイダンスで話してはいるが、聞いていない人がいたりすることも考えられる。また、委託金に関しては、moodle に掲載している。そして、副免実習以外の現場経験の斡旋としては、複数校種のボランティア経験をしておくことを勧めているため、ボランティア案内の掲示物などを見て欲しい。また、採用試験の対策については、キャリ支援室などを積極的に活用してほしい。それについての情報発信はこれからもしていきたい。


以下は議案以外での議題です。


≪東5号館について≫

 ※この議案は、東5号館の改修工事の問題についての議案です。ここで問題になっていることは、初期改修案では、音楽、美術、幼児(技術)専攻の学生が使う部屋が大幅に減らされることです。そのため、当初計画のままでは授業だけでなく、卒業に影響が出る可能性も否めない状態になっています。現状、和歌山大学の改修計画には学生や使用者の意見が立ち入る隙はなく、今回はそういったことが積み重なって問題が生じています。そのことを踏まえ今回、本山学部長などとお話させていただきました。

【大学からの回答】

 この問題の危機意識は皆さんと同じだ。東5号館は、教育学部の学生が使用する棟であり、免許取得にも必要な場所だ。プランのみで、改修するにあたっての代替場所などは全く決まっていないため、学生にとってかなり不利な状況になっている。大学の設備の更新はする必要があるが、今行う状況ではない。このような計画は、組織だけで決めてしまうのではなく、学生の声が非常に重要だ。ここで話し合ったことを、学生の意見として大学の本部に共有したい。



主な議題は以上になります。



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