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2018年度学生大会結果報告

更新日:2019年6月25日

先日は学生大会にご協力いただきましてありがとうございました。


6月19日に開催された学生大会はおかげさまで全ての議案、予算及び決算が可決されました。

ここでは可決、承認された議案について紹介させていただきます。


【教育学部独自議案】

≪第一号議案:履修登録について≫

 この議案は、「集中講義日程の発表が遅すぎる」、「履修登録期間が終わった後に日程変更されて困っている」という声や、「専攻専門科目と必修科目が被っていて履修しづらい」といった意見を受けて作成されました。

 この問題の解決策として、学部長交渉において学務課に対し履修についてもう少し柔軟な対応をとるように要望します。具体的には、履修登録期間を延長する、履修登録期間終了後も条件付きで履修変更を受け付ける、もっと早く集中講義の日程を発表するといったことが挙げられます。

また専攻専門科目と必修科目の被りについても最小限にできないかなど要望を出したいと考えています。


 この議案は、賛成178票、保留11票、反対1票にて可決されました。


≪第二号議案:授業教室の設備改善について≫

 この議案は「教育学部棟の一部教室にて授業パソコンから映像が流れにくい・マイクのハウリング現象が起きて不快である」という意見を受けて作成されました。

 実際に実地調査の結果、大学側設備に 特筆すべき異常はありませんでした。ですが使用方法について書かれるシールがはがれているなどの問題点が見受けらました。

 そのため、学部長交渉では 今回行った実地調査の結果を報告しマイクやスクリーンなどの設備使用に関してより細かな配慮を教員に訴えかけようと思います。そして、設備の使用法に関するシールの修復、修繕及び張替えを求めます。また、マイクのハウリング現象対策としてマイク音量に多少の制限をかけるように改善を要求します。


 この議案は、賛成180票、保留9票、反対1票にて可決されました。


【全学部合同議案】

≪第一号議案:学生が気軽に水を飲める環境づくり≫

 この議案は、昨年度にも全学部合同議案にあがっており、大学側にウォーターサーバーなどの設置を求めたものの、衛生面の問題を理由に難しいとされたため、一度は断念しました。しかし今年度もアンケートにて多くの学生から要望があることから再度議案として出しました。

 解決策としては、 衛生面を考慮しつつ、設置および維持に関する費用の一部を自治会費でまかなうといった条件付きでウォータータンクやウォーターサーバーを設置する。あるいは、格安で水を販売する自動販売機を設置するといった学生が気軽に水を飲める環境を作れる手段について考え、昨年度に引き続き交渉します。その際、関係団体との交渉も進めていきます。


 この議案は、賛成169票、保留19票、反対6票にて可決されました。


≪第二号議案:体育館およびサークル棟に学内Wi-Fiの設置≫

 この議案は、 昨年度より新入生の個人用ノートパソコンの必携化が進んだ結果、学内Wi-Fiへの接続不良が発生し、学内Wi-Fiの増強への期待が高まっていることを踏まえた議案です。また、部活やサークルの活動の一環で体育館やサークル棟からインターネットに接続する際、Wi-Fiがないことで、通信速度が遅く読み込みに時間がかかったり、周辺機器との連携が取れなかったりするなどして体育館やサークル棟でのインターネットの利用が困難になっているのも問題点です。

 解決策として、 交渉で体育館およびサークル棟に学内Wi-Fiの増設を提案します。その際、問題となるWi-Fiの設置個所や設置台数については、可能な限り学生の希望に近づけられるよう努めていきたいと考えています。


 この議案は、賛成179票、保留5票、反対6票にて可決されました。

 

≪第三号議案:喫煙場所の改善≫

 この議案は、 GENKI食堂の横の空きスペースや移動に使われるG棟とL棟間の通路が喫煙スペースとして頻繁に利用されていますが、どちらにもここまでを喫煙場所とするといった明確な範囲に加え、周囲との仕切りが存在せず、結果的に望まない受動喫煙が生じてしまっている現状を踏まえ作成されたものです。また火気厳禁のサークル棟で喫煙している学生が目撃されていることもあり、喫緊の課題とも言えます。

 解決策としては、 喫煙場所が明確にわかるような設備や喫煙専用部屋を作ることで、全面禁煙ではなく完全分煙を目指していきたいと思います。喫煙者も非喫煙者も満足できるような大学にできるよう交渉していきたいと思います。


 この議案は、賛成168票、保留15票、反対7票にて可決されました。


≪第四号議案: 気象警報発表時・交通機関運休時における授業の取扱いについての再検討 ≫

 この議案は、 6月18日に発生した大阪北部地震における理事の対応を疑問視し、急遽作成した議案です。

 2018年6月18日の午前7時58分頃に大阪府北部を震源とした最大震度6弱の地震により、南海線をはじめとする多くの路線が運転を緊急停止し、大幅な遅延もしくは運休となりました。さらに、南海本線は復旧しているものの、他の路線が止まっているために南海本線まで辿り着けないといった学生やJR阪和線の運休により通学が困難であった学生も多く見受けられました。 しかし、和歌山大学の理事は1、2限の授業を休講としなかったため、 学生自治会として学校側へ事情をお伺いしたところ、「気象警報発表時・交通機関運休時における授業の取扱いについて」の規約は地震による災害時を想定していないとのことでした。 また、午前6時の時点、午前10時の時点での判断となるので、午前6時から午前10時の間に起こったことには対応できない規約であるとのことでした。

 和歌山大学学生自治会は、この対応に疑問を感じ、またこの先起こり得るであろう南海トラフ巨大地震のことを大学側が何も想定していないことへの懸念から学生大会を翌日に控えながら急遽議案を作成するに至りました。

 改善案としては、 多くの学生が不利益を被ると思われる現在の「気象警報発表時・交通機関運休時における授業の取扱いについて」の規約を再検討していただきます。そして、災害時対応の規約の詳細を深め、大学職員、学生の全員が同じ解釈をできるように、原則といった曖昧な表現を避けた新しい規約を作成してもらうよう交渉します。具体例として、大阪府もしくは和歌山県で震度6弱以上の地震が起こった際は、その時点での講義を含めその後すべての講義を休講にするといったものが考えられます。

 また、災害危機管理先進大学を掲げている本学なので、各々が安全確保を第一として行動してくださいという旨の連絡もあわせて入れるといった、本学として十分かつ柔軟な災害時の対応を心掛けていただくよう交渉します。

 

 この議案は、賛成186票、保留3票、反対1票で可決されました。



以上で今年度の議案は全てです。これら可決された議案を全て実現できるようこれからも頑張ってまいります。

 今後とも教育学部学生自治会をよろしくお願いします。


(追記)

こちらが学生大会採決結果です

→https://drive.google.com/open?id=1mNBVhAiORtqXU4nHcvpxX6b_dTc2t1Kt


 

 
 
 

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